アンソロジーとファンタジー

JOHANN

 この度、タチバナナツメさん主催の『西洋ファンタジー短編小説アンソロジー製作企画【悠々閑々幻想録】』に執筆者として参加させていただきました。合同誌のテーマは『本格バトルなし、大冒険なし、勇者・魔王なし』の『西洋ファンタジー短編小説』ということで、私は鍛治職人見習いが主人公の一編を書きました。

 ファンタジーを日本語に直すと『空想』や『幻想』となり、現実や日常から距離をとったものというような印象を受けます。そこに対し、バトルなし・冒険なしというテーマから感じられるのは『日常』で、なんだか相反するような気もします。企画概要を読んだ時、作家さんたちの個性が出て楽しそうだなあ、と単純に思いました。公開されたあらすじを読んでそれは勘違いじゃなかったと分かりました。私が書いたのはいつも通りのような気もしますが、この企画に参加したからこそ描けたものになったかなあと思っています。

 興味を持たれた方はぜひ【悠々閑々幻想録】をお手にとっていただければと思います。私もとても楽しみです。ついでに周防夕の『伝説の鍛冶屋〜ドラハンツィーナのヨハン〜』を読んでいただけると嬉しいです! 今まで書いた中で一番文字数の多いタイトルになりました…。長い。(2017.04.16)